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コラム

2023.09.27

ペアガラスと複層ガラスの違い

ペアガラスと複層ガラスの違い

最近 電気料金の値上げが著しく、お客様からの見積依頼が急増しております。

こちらの記事では光熱費を抑えて、節約しながらも快適に生活したいという方や窓リフォームをお考えの方に向けて、「Low-Eガラス」や「エコガラス」、また「Low-E複層ガラス」について詳しく紹介します。
初期コストを抑えて継続的な電気代削減をお考えの方はぜひこのコラムを参考にしていただけますと幸いです。

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【目次】

1・「Low-Eガラス」とは?
1-1・「Low-E複層ガラス」の種類
2・「エコガラス」とは?
2 -1・「エコガラス」の種類
3・普通のガラスとLow-E複層ガラスの違い
4・Low-E複層ガラスから得られる効果
5・まとめ

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■「Low-Eガラス」とは??

そもそもLow-Eガラスとは?
「Low-Eガラス」とは、通常のガラスの表面にLow-E膜といわれる特殊な薄い金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラスのことで、主に複層ガラスに用いられています。

Low-E(ローイー)は英語のLow Emissivityの頭文字をとって表記されています。日本語訳にすると「低放射」という意味になり、放射を下げる役割を果たす事が分かりますね。
金属膜が放射による熱の伝達を抑えるため、太陽の光を反射・吸収する事が出来ます。

光が直接屋内に差し込むと、部屋の中に熱がこもり、室温が上がってしまう…そんな時にLow-Eガラス!
効果として、夏のじっとりした暑さを和らげ、冬には暖房効率を高めるなど、室内の快適性を高めることが可能になるのですね。
他にも従来の複層ガラスに比べ断熱性能が高く、日射量が低減され、室温の上昇を防いでくれます。また冷暖房負荷を大きく削減することができ、数年で初期投資が回収できるメリットも。

対策をしていないと太陽の光が窓に当たり続け、上昇した熱が室内に放射され室内の温度はどんどん上昇してしまうので、うってつけの対策です。

●「Low-E複層ガラス」の種類

Low-E複層ガラスには大きく分けて2種類のタイプがあります。
1つ目は「断熱タイプ(日射取得型)」です。
冬場の断熱性をより重視したタイプのガラスとなっています。
2つ目は「遮熱タイプ(日射遮蔽型)」です。
断熱タイプ(日射取得型)とは反対に夏場の遮熱性を重視したガラスとなっています。

■「エコガラス」とは?

ではLow-Eガラスと違って「エコガラス」とは何だろう…?
実は「low-Eガラス」も「エコガラス」も同一のものを示しているのです!

 エコガラスは、一般社団法人 板硝子協会の会員であるAGC(株)、日本板硝子(株)、セントラル硝子プロダクツ(株)の3社が製造するLow-E複層ガラスの共通呼称になっています。

ですので、3社が国内で製造・販売する全てのLow-E複層ガラスを「エコガラス」と言い換えることもできる、という事ですね!簡単な呼称の為、覚えやすくもあり、親しみやすくもなっています。

●エコガラスの種類

エコガラスの中にも性能の種類があり、「エコガラス」と「エコガラスS」が存在しています。
「エコガラスS」は1枚ガラスの約5.4倍、複層ガラスの約2.6倍、エコガラスの約1.5倍の優れた断熱性能を発揮します。

「エコガラスS」は、高い断熱性能で冬期のガラス表面温度に違いが表れます。
外気温が-5℃、室内温度23℃の時にエコガラスSのガラス中央温度は約20℃あり、冬場の窓際の寒さ(コールドドラフト※)を軽減し、室内温度の低下も防ぎます。もちろんガラス表面の結露防止にも効果的です。※冷たい窓辺から発生する下降冷気のこと

またエコガラスにはエコガラスマークという、エコガラスであることを表記するマークが刻印されることになっています。
ご自宅の窓にエコガラスマークがあれば、つまり「low-E複層ガラス」が使用されています。

■普通のガラスとLow-E複層ガラスの違い

沢山お話してきましたが、ではそんな「Low-E複層ガラス」には一般的な「一枚ガラス」とどのような違いがあるのか?ここからはその違いの説明をしていきます。

なぜ通常のガラスより「Low-E複層ガラス」が必要か?を考える際、熱の伝わり方についてじっくり見直してみると、とても分かりやすいです。
そもそも熱の伝わり方には、「伝導」・「対流」・「放射」の3種類が存在しています。

次のイメージはそれぞれの熱の伝わり方です。

・伝導:熱や電気が物体内を移動すること。

例:ホットカーペットや湯たんぽなど、触ったところだけあたたかさを感じるのは伝導によるもの。

・対流:液体や気体が循環して熱が移動すること

例:エアコンによる冷暖房は対流によるもの。あたためられた(冷やされた) 風が人に熱を伝えます。 

・放射:赤外線によって熱が運ばれる現象

例:身近な分かりやすいものだと「太陽」です。実際に触れてはいないのに暖かく感じるもの。

そして、「ガラス」・「Low-E複層ガラス」は、この熱の伝わり方に対する効果がまったく異なっているのです

通常のガラスは、ただのガラスなので沢山熱を伝えてしまいます。
その点「Low-E複層ガラス」は、Low-E膜の働きにより赤外線を吸収・反射するので、「放射」に対しても有効です。

■Low-E複層ガラスから得られる効果

Low-E複層ガラスには上記でご紹介してきました通り、断熱と遮熱に優れた効果があります。ですがまだまだこれだけではありません!Low-E複層ガラスには他に一体どのような効果があるのでしょうか?
早速以下でご紹介いたします!

・省エネ効果
窓に射し込む日射熱の侵入を約50%カットします。蒸し暑い夏は涼しく、凍えるような寒い冬は暖房熱を外へ逃がさないため、冷暖房効率が上昇し経済的です。

・紫外線カット効果
Low-E複層ガラスは2枚のガラスで紫外線を大幅にカットするため、カーペットや壁紙等、家具の日焼けによる変色が抑えられ効果があります。

・結露防止効果
Low-E複層ガラスは2枚のガラスの間に中空層と呼ばれる空気の層があるため、一般的な単板ガラスに比べ部屋の外側と内側に気温差ができにくくなり、結露を抑えることができる効果があります。

・防音効果
Low-E複層ガラスの最大のポイントは断熱・遮熱です。そのため、防音や防犯目的で設置するガラスではありません。しかしながら、防音効果の高いフィルムをコーティングした商品や、破壊されにくい防犯合わせガラスなども取り揃えており、バリエーションは豊富です。

お肌はもちろん、意外と気になる家具の日焼け防止や、防災・防犯の観点から見ても窓ガラスを変えるだけで安心できるのは一石二鳥ですね。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

「電気代削減対策でいろいろ気になっていたけど、どんな対策をしたらいいのか、どこの施工会社がいいのかわからないから動かなかった」と思案中の皆様。
真っ最中の電気料金の値上げも含め、今後も起こりうる大地震や電力逼迫状態に備えるため。「リスクマネージメント」しての省エネ・エコ・節電対策を継続的に取るために、Low-E複層ガラスや窓ガラスフィルムを是非この機会にご自宅に取り入れてみてください。

お宅の間取りなどを拝見し、最適なご提案、その良し悪しをご納得いただいたうえでご契約。すぐ施工に取り掛かり、快適な日常をお過ごしいただけます。
もちろん、お見積りは無料。まずはお悩みをお聞かせください。最良の施工をリーズナブルに、施工技能士の国家資格を持った職人が手掛けます。

電気代削減、そして暑い夏に備えて、快適に過ごすおうち時間をぜひ手に入れてくださいね。

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