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飛散防止フィルムの必要性。

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飛散防止フィルムとは?
あなたの家族を守る「見えない盾」

地震・台風・不慮の事故……
窓ガラスが割れたその時、大切な命を守るための完全ガイド

はじめに:割れたガラスの「その後」が最も危ない

日常生活において、ガラスはいたるところに存在しています。窓、ドア、テーブル、食器棚――これらは普段、私たちに光や開放感を与えてくれる無害で便利な存在です。しかし、地震や事故によって「割れた」瞬間、それらは凶器へと姿を変えます。

多くの方が見落としがちなのは、「ガラスが割れた瞬間」の危険性もさることながら、「割れた直後」の危険性が極めて高いという事実です。

ガラス飛散の現実

窓ガラスが割れると、鋭利な破片が室内に広範囲にわたって飛び散ります。その場にいた人や動物が、パニック状態で知らぬ間に足を踏み出したり、避難しようとしたりした瞬間に、床に散乱した破片で重大な切り傷を負うことがあります。特に地震や台風などの自然災害時、停電した暗闇の中で起こる「二次被害」は、避難の遅れを招き、深刻な結果をもたらすことがあるのです。

このコラムでは、飛散防止フィルムの必要性・効果・注意すべき対象者・施工方法・貼り替え時期まで、徹底的に解説します。大切な家族・ペット・来客を守るための「見えない盾」として、飛散防止フィルムを正しく理解していただければ幸いです。

第1章:ガラスが割れると何が起きるのか?―知られざる飛散の恐怖

1-1 ガラス破片の鋭さと飛散速度

窓ガラスが割れた際、破片は重力に従って真下に落ちるだけではありません。特に住宅で一般的に使われている「フロートガラス(板ガラス)」の場合、割れた瞬間に内部の歪みエネルギーが解放され、大きく鋭利な破片となって四方八方に弾け飛びます。

その破片の鋭さは、外科手術用のメスやカッターナイフ以上ともいわれています。少し触れただけでも人間の皮膚を容易に切り裂き、勢いよく飛んできた破片は筋肉や腱、ときには動脈などの深部まで達する致命傷を与えることがあります。

また、台風の強風や爆発的な衝撃によってガラスが割れた場合、ガラス片は猛烈な速度で室内を襲います。一般的な板ガラスの飛散範囲は、窓から半径数メートル、場合によっては部屋の反対側の壁まで到達することもおよそ珍しくありません。「窓から離れていれば大丈夫」という油断は禁物なのです。

1-2 ガラスの種類と飛散の違い

ご自宅の窓ガラスがどのタイプかご存知でしょうか。ガラスの種類によって割れ方やリスクが大きく異なります。

フロートガラス(板ガラス)

最も一般的な透明ガラスです。割れると鋭利で大きな破片になりやすく、非常に危険です。古い住宅やアパートの多くはこのタイプが使用されており、飛散防止対策の優先度が最も高いガラスです。

網入りガラス

金属の金網が入っているため「防犯用・防災用」と誤解されがちですが、本来は火災時の延焼を防ぐためのものです。割れても網がガラスをある程度保持しますが、細かな破片は飛び散りますし、強度はフロートガラスより低い場合もあります。

合わせガラス

2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだものです。自動車のフロントガラスにも使われており、最も安全性が高いガラスです。ただし導入コストが高いため、全ての窓に採用するのは難しいのが現状です。

1-3 過去の地震による深刻なガラス被害データ

日本はたびたび大地震に見舞われてきました。過去の震災記録を紐解くと、窓ガラスの飛散による人的被害がいかに多いかが浮き彫りになります。

三陸はるか沖地震(1994年12月)
負傷者 688名

(八戸市内だけで596名)

【三陸はるか沖地震の教訓】
この地震では、死者3名に対して負傷者は688名にのぼりました。この負傷者数の多さは、他の地震と比較しても特異的です。その主な原因が「ガラス破損」でした。八戸市の公立小中学校55校のうち、半数以上の31校で窓ガラスの破損が報告され、そのうち3校では100枚以上の窓ガラスが割れるという凄まじい状況でした。さらに、本震だけでなく余震(M6.9・震度5)でも20数名がガラス破片で負傷するという、断続的な被害が発生しました。

【釧路沖地震(1995年1月)の教訓】
震度6を記録したこの地震では、負傷例の約4分の1が「切り傷」によるものでした。「食器棚を押さえていて手を切った」「停電中、暗闇で足元のガラスを踏み抜いた」といった悲痛な声が相次ぎました。停電した暗闇の中、足元への注意が行き届かないパニック状態での二次被害がいかに深刻かを示す事例です。

【阪神淡路大震災(1995年1月)の教訓】
ガラス被害は古いビルや住宅に集中しました。1978年以降に建築基準法で使用が禁止された硬化性パテでガラスを固定している建物や、窓枠とガラスの隙間(クリアランス)が狭い古い建物で破損が多発しました。築年数の経った建物ほど、ガラス対策が人命にかかわる問題であることが広く認識されました。

第2章:特に危険なのはこんな方々―ペット・お子様・車いすの方・高齢者

飛散したガラス片は、そこにいるすべての人にとって危険です。しかし、特に注意が必要なのは、自力での回避が難しい、あるいは体の構造上被害を受けやすい「災害弱者」となりうる方々です。

ペット(犬・猫)への危険性

愛するペットは、ガラス飛散の被害において最も無防備な存在です。

  • 肉球への刺さり: 犬や猫は常に床に近い位置で生活しています。散乱したガラス片の上を歩けば、肉球にガラスが突き刺さります。肉球の傷は治りにくく、化膿するリスクが高いです。
  • 全身の裂傷: 地震でパニックになったペットは室内を走り回ります。素早く動くことで、飛び散るガラス片に自ら突っ込んでしまうこともあります。
  • 毛の中の破片: 長毛種の場合、毛の中に微細なガラス片が入り込み、飼い主が抱き上げた際に怪我をする二次被害も起こります。

お子様への危険性

小さなお子様は大人よりも目線が低く、飛散エリアの直撃を受けやすい位置にいます。

  • 顔や目への直撃: 床から1メートル前後はガラス片が最も飛びやすい高さです。ちょうどお子様の顔の高さと重なります。
  • ハイハイ中の危険: 乳幼児が床に落ちているきらきらしたガラス片に興味を持ち、手で掴んだり口に入れたりする誤飲事故のリスクは極めて深刻です。

車いすをご利用の方

車いすユーザーにとって、床のガラス片は「移動の自由」を奪う最大の障壁です。

  • タイヤのパンク: ガラス片を踏んでタイヤがパンクすれば、その場から動けなくなります。緊急避難が必要な火災や津波の際、これは致命的です。
  • 回避行動の困難さ: とっさに身をかわしたり、ガラスを避けて歩いたりすることが難しいため、飛散したガラスを浴びてしまうリスクが高くなります。

高齢者への危険性

加齢に伴う身体機能の変化が、怪我のリスクと重症度を高めます。

  • 皮膚の脆弱化: 高齢者の皮膚は薄く、少しの衝撃でも深い傷になりやすい傾向があります。
  • 転倒・骨折の連鎖: ガラス片に足を取られて転倒し、大腿骨などを骨折すると、そのまま寝たきり生活につながる恐れがあります。
  • 視力の低下: 透明なガラス片は視認しづらく、気づかずに踏んでしまう事故が後を絶ちません。

2-5 福祉施設・介護施設での重要性

高齢者や障害者が日常的に利用する福祉施設・介護施設では、飛散防止フィルムは「あって当たり前」の安全設備であるべきです。施設内では常に多くの利用者が生活しており、スタッフの人数には限りがあります。万一の災害時、ガラス片で通路が塞がれれば、避難誘導は困難を極めます。

また、利用者がふらついて窓ガラスや扉ガラスにぶつかり、ガラスを割ってしまう事故も施設では珍しくありません。飛散防止フィルムを施工していれば、そのような衝突事故が起きても、ガラスが飛び散らず、怪我を最小限に抑えることができます。

自治体の補助制度の例

東京都墨田区では、心身障害者(心身障害児)のいる世帯に対して、ガラス飛散防止フィルムの取り付けを無料で行う制度があります(取付費1万7千円まで区が負担)。このように、「飛散防止フィルムは福祉に必要な設備である」と認めている自治体もあります。お住まいの地域の制度もぜひ確認してみてください。

第3章:地震・災害時に飛散防止フィルムが必要な理由

3-1 日本は世界有数の地震大国

日本は環太平洋火山帯に位置し、世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約20%が日本周辺で起きています。近年では南海トラフ地震や首都直下地震の発生確率が高まっており、これは「いつか来るかもしれない」ではなく「生きている間に必ず直面する」現実的なリスクです。

3-2 震度別のガラス破損リスク

一般的に、日本の建物は震度5強以上の揺れで被害が増加し始めます。特にガラスに関しては、建物のねじれや歪みが窓枠に伝わることで、何かにぶつからなくても「揺れだけで割れる」現象が起きます。

  • 震度5弱程度:条件が悪ければ割れる可能性がある。
  • 震度5強~6弱:ガラス破損のリスクが急激に高まる。食器棚や窓ガラスの被害報告が増える。
  • 震度6強以上:広範囲でガラスが破損し、深刻な飛散被害が発生する可能性が高い。

しかし、これはあくまで目安です。「震度4だから大丈夫」とは言えません。ガラスの経年劣化や施工状態によっては、より小さな揺れでも割れることがあります。

3-3 台風・暴風による飛来物の危険性

地震だけでなく、近年大型化している台風も脅威です。強風そのものでガラスが割れることもありますが、より恐ろしいのは「飛来物」です。屋根瓦、看板、木の枝、あるいは近所のベランダから飛んできた物干し竿などが、ミサイルのように窓ガラスを突き破ります。飛散防止フィルム(特に厚手タイプ)は、こうした飛来物による貫通や飛散を防ぐ効果も期待できます。

3-4 二次被害(ガラスを踏んで避難できない)の防止

災害発生時、まず命を守った後に待っているのが「避難」です。しかし、廊下やリビングの床一面にガラスの刃物が散らばっていたらどうでしょうか?

靴を履いていない室内で、安全な足場を失うことは「部屋に閉じ込められる」ことを意味します。飛散防止フィルムを貼ることで、ガラスが割れても窓枠に留まる、あるいはひび割れるだけで済むようになります。これにより避難経路が確保され、迅速な脱出が可能になるのです。これが「二次被害防止」の最大のメリットです。

特に夜間に地震が起きた場合、停電で暗闇の中での避難を強いられます。足元は見えず、ガラス片がどこに散らばっているか全くわからない状態での移動は、想像以上に危険を伴います。釧路沖地震の被害者が「停電中に足元のガラスを踏み抜いた」と証言したように、暗闇×ガラス飛散という組み合わせは、冷静な判断を奪い、取り返しのつかない負傷をもたらします。フィルムが「割れてもその場に留まる」ガラスを実現することで、この最悪のシナリオを大幅に回避できるのです。

3-5 東日本大震災の実例:施工直前の奇跡的な備え

飛散防止フィルムの「備えの大切さ」を物語る印象的な事例があります。仙台市のある企業では、大型のガラス製間仕切りが地震発生時に割れる可能性があると判断し、東日本大震災の発生直前に飛散防止フィルムを施工していました。その数時間後に東北太平洋沖地震が発生したのです。フィルムが施工済みだったことにより、間仕切りガラスは衝撃を受けても大きく飛び散らず、社員への被害は最小限に留まりました。

「あのとき施工していなかったら」と考えると、ぞっとするような話です。備えとは、起きてから後悔するのではなく、起きる前に行動することに意味があります。この事例は、「今すぐ行動することの重要性」を私たちに強く訴えかけています。

3-6 南海トラフ地震への具体的な備えとして

南海トラフ地震は、静岡県から宮崎県沖にかけての南海トラフを震源域とする巨大地震で、マグニチュード8〜9クラスの地震が繰り返し発生してきた地域です。国の発表では、今後30年以内の発生確率は70〜80%と高く、最大死者数32万人以上、建物被害238万棟以上という衝撃的な被害想定が示されています。

このような規模の地震が発生した場合、沿岸部だけでなく内陸の広範囲にわたって窓ガラスの飛散被害が発生します。病院・学校・商業施設・公共施設・一般住宅など、あらゆる建物でガラスの飛散による二次被害が予測されます。飛散防止フィルムの施工は、この南海トラフ地震に対する極めて現実的で効果的な備えです。「どうせ来たら終わり」ではなく、「できることはすべてやっておく」という姿勢が、生存率を高め、被害を最小化するのです。

第4章:飛散防止フィルムの仕組みと効果

4-1 飛散防止フィルムとは何か?

飛散防止フィルムは、単なるビニールシートではありません。強靭なポリエステル(PET)素材をベースに、強力な粘着層、傷防止のハードコート層などが積層されたハイテク製品です。ガラスの室内側に貼り付けることで、ガラスとフィルムが一体化し、衝撃を受けても破片がバラバラになるのを防ぎます。

JIS A5759規格

日本では「建築窓ガラス用フィルム」に関する厳格な基準(JIS A5759)があります。この規格では、ショットバッグ試験などの衝撃試験を行い、「ガラス飛散防止率が95%以上であること」などが求められます。DIY用の安価なシートではなく、このJIS規格に適合したプロ用フィルムを選ぶことが、確かな安全につながります。

4-2 UV(紫外線)カット99%の効果

飛散防止フィルムの素晴らしい副次効果として、「UVカット」があります。多くの製品が紫外線を99%以上カットする能力を持っています。

これは、ご家族の肌を日焼けやシミから守るだけでなく、大切な家具、フローリング、畳、カーテンなどを紫外線による劣化(色あせ・ボロボロになること)から守ります。また、前述の通りペットの皮膚健康を守る上でも非常に有効です。

4-3 防犯効果:侵入を困難にする

「飛散防止フィルム」と「防犯フィルム」は厳密には異なりますが、標準的な飛散防止フィルムでも一定の防犯効果はあります。空き巣の手口の多くは「ガラス破り」ですが、フィルムが貼ってあると、叩いてもガラスが崩れ落ちず、穴を開けるのに時間がかかります。

警察庁のデータによれば、侵入に5分以上かかると約7割の空き巣が犯行を諦めるとされています。「割れにくい窓」は、それだけで犯罪抑止力になるのです。

4-4 断熱・遮熱効果と節電

さらに高機能なフィルムを選べば、遮熱(夏の日射熱をカット)や断熱(冬の暖房熱を逃がさない)効果も得られます。冷暖房効率が上がり、電気代の節約につながります。安全対策をしながら、日々の快適性と省エネも手に入れられる。これが現代の窓フィルムの実力です。

一般家庭において、夏の室温上昇の約70%は窓からの熱流入が原因とされています。飛散防止機能と遮熱機能を兼ね備えたフィルムを導入することで、エアコンの設定温度を1〜2℃上げても同等の快適さを保てることが期待でき、年間の電気代削減にも大きく貢献します。環境にも家計にも優しい選択が、同時に「命を守る選択」でもあるというのが、飛散防止フィルムの本質的な価値です。

4-5 プライバシー保護と見た目の向上

飛散防止フィルムには透明タイプ以外にも、すりガラス調・マット調・ミラータイプなど、さまざまな外観バリエーションがあります。目隠し機能が必要な洗面所・浴室・玄関などにはすりガラス調、外から中の様子は見えにくくしながら内側からは景色が見えるミラータイプ(日中)など、用途に合わせた選択が可能です。

こうした多機能性により、飛散防止フィルムは「安全対策品」という枠を超え、「インテリアの一部」としても活用できます。おしゃれで実用的、かつ安全という三拍子揃った窓のリニューアルとして、ぜひご検討ください。

第5章:こんな場所・こんな人に特におすすめ

家中の全ての窓に貼るのが理想ですが、予算や優先順位を考えるなら、以下の場所から施工することをおすすめします。

リビングの掃き出し窓

家族全員が集まる空間で、ガラス面積が最大です。割れた際の破片量も最多になるため、最優先で施工すべき場所です。特にお子様やペットが走り回るリビングは、日常的なガラスへの衝撃リスクも高く、飛散防止フィルムが最も効果を発揮する場所といえます。

寝室・枕元の窓

就寝中は完全に無防備な状態です。夜間に地震が発生した場合、枕元の窓ガラスが割れてガラスの破片が布団の上に降り注ぐという最悪のシナリオが考えられます。目覚めた瞬間に動こうとして怪我をするリスクを、飛散防止フィルムは大幅に下げてくれます。

子ども部屋・ペットの部屋

子どもやペットは予測不能な行動をとります。遊んでいるときにボールやおもちゃが窓に当たることも珍しくありません。また、自分でガラスの危険性を回避する能力が低いため、割れた際の被害を受けやすい場所です。安全対策の優先度は最高レベルです。

玄関・廊下・階段

緊急時に必ず通過する避難経路です。この場所のガラスが散乱すると、速やかな逃げ出しが困難になります。特にガラス付きの玄関ドアや廊下の窓は、緊急避難時に「命の通り道」を守る意味で必ず対策を講じるべき場所です。

介護施設・福祉施設

高齢者・障害者が長時間生活する施設では、建物全体のガラス対策が施設管理者の責務です。利用者の転倒・衝突事故でガラスが割れた際の二次被害を防ぎ、災害時の避難を安全に行うために、居室・食堂・廊下すべての窓への施工が推奨されます。

店舗・オフィスの大型ガラス

大型ショーウィンドウや間仕切りガラスは、割れた際に広範囲にわたる大量の破片を生じさせます。多くの来店者・従業員が集まる空間でのガラス飛散は、集団的な被害に発展する可能性があります。BCP(事業継続計画)の観点からも、テナントおよびビルオーナーの双方が対策を講じることが求められます。

優先順位の考え方

予算に限りがある場合は、まず「家族が最も長時間過ごす場所」「避難経路にあたる場所」「弱者(子ども・ペット・高齢者)が過ごす場所」の3つを優先して施工することをお勧めします。一度にすべての窓を施工しなくても、段階的に進めることで確実に安全性を高めていけます。

第6章:10年に一度の「貼り替え」が命を守る

6-1 フィルムの経年劣化とは

飛散防止フィルムは一度貼れば永久に使えるものではありません。プラスチック製品である以上、紫外線や湿気の影響を受け、徐々に劣化していきます。

劣化したフィルムは、硬化して脆くなったり、粘着力が低下してガラスから浮いてきたりします。最も恐ろしいのは、「見た目は透明で問題なさそうでも、粘着層が劣化していて、いざ割れた時に全く飛散防止効果を発揮しない」というケースです。

6-2 推奨交換目安:内貼り10〜15年

3M(スリーエム)などの主要メーカーは、室内側に施工したフィルムの寿命(耐用年数)について、「施工後10年〜15年」を目安としています。一般的な環境であれば、約10年が貼り替えの適切なタイミングと言えます。

逆に言えば、10年前に貼ったフィルムは、もう「賞味期限切れ」かもしれません。安全のためには、定期的な点検と貼り替えが必要です。

交換のサインチェックリスト

以下の症状がひとつでもあれば、すぐに貼り替えを検討してください。

  • 施工から10年以上経過している
  • フィルムの端や角が剥がれてきている
  • 表面が白く曇ったり、黄色く変色(黄変)している
  • フィルムとガラスの間に気泡(水ぶくれのようなもの)ができている
  • 表面にひび割れ(クラック)が見える
  • 粉を吹いたような状態になっている

6-3 外貼りの場合は耐用年数が短くなる

フィルムを窓の外側に貼る「外貼り」の場合は、雨・風・紫外線・砂ぼこりなどに直接さらされるため、内貼りと比べて耐用年数が大幅に短くなります。目安として外貼りでは5〜7年程度での点検・交換を検討してください。施工時に専門業者から、ご自身の窓の環境に合った耐用年数の目安を聞いておくとよいでしょう。

6-4 「10年に1回の貼り替え」を習慣にする

飛散防止フィルムの施工費用の目安は、フィルム代込みで1㎡あたり5,000〜10,000円程度です。一般的な掃き出し窓1枚(約2㎡)であれば、1万〜2万円程度が目安です。これを10年に一度の「定期メンテナンス」として習慣化することで、常に高い安全性を保つことができます。

たとえば10年で2万円の費用であれば、年間換算で2,000円、月換算では約167円です。コーヒー1杯分にも満たないコストで、大切な家族全員の命を守る安全網を維持できると考えると、いかに費用対効果が高いかがわかります。

10年に1回の貼り替えで得られる安心
  • 常にJIS規格水準(飛散防止率95%以上)の性能を維持できる
  • フィルムの劣化による視界悪化や見た目の問題を解消できる
  • 紫外線カット・断熱効果を常にフル活用できる
  • 「いざというとき守れる」という精神的な安心感が継続する
  • 施工時に専門家が窓の状態を確認し、その他の不具合も発見できる

10年に1回の貼り替え費用を、1年あたりのコストで考えれば、それは決して高いものではありません。月々わずかな金額で「家族の命」に保険をかけることができると考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い「安全投資」といえるでしょう。「安全は後回しにしない」という選択が、あなたと大切な方々の人生を守るのです。

第7章:施工の流れとよくある質問

7-1 プロに頼む施工の流れ

  1. 現地調査・お見積り: プロが訪問し、ガラスの種類やサイズを計測。最適なフィルムを提案します。(多くの業者が無料で行っています)
  2. 施工: 養生を行い、ガラス表面の油膜や汚れを徹底的に洗浄。専用の施工液を使ってフィルムを貼り付け、空気や水を抜きます。この「水抜き」技術がプロの仕上がりの肝です。
  3. 確認・完了: 仕上がりを確認し、メンテナンス方法の説明を受けます。

7-2 施工時間の目安

プロによる施工時間は、窓1枚あたりの目安として以下の通りです。小さな窓(0.5㎡程度):15〜30分程度、腰高窓(1㎡程度):30分〜1時間程度、掃き出し窓(2〜3㎡程度):1〜2時間程度です。複数枚まとめて施工する場合は、移動・準備時間が共有されるため効率が上がります。半日もあれば、一般的な住宅の主要な窓すべてに施工できる場合がほとんどです。

7-3 費用の目安

一般的な飛散防止フィルム(透明タイプ)の場合、施工費込みで1㎡あたり 5,000円〜10,000円程度</strong >が相場です。掃き出し窓1枚(約2㎡)なら1〜2万円程度が目安となります。防犯性能が高い厚手のものや、遮熱機能付きのものは価格が上がります。なお、複数枚まとめて施工したり、施工面積が大きくなるほど1㎡あたりの単価が下がる場合があります。事前に見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。

7-4 よくある質問(Q&A)

Q1. フィルムを貼ると部屋が暗くなりますか?

透明タイプの飛散防止フィルムであれば、可視光線透過率は非常に高く、見た目は貼っていない状態とほとんど変わりません。部屋が暗くなることはありませんのでご安心ください。遮熱・断熱タイプや目隠しタイプを選ぶと、製品によっては若干光量が落ちる場合があります。

Q2. 自分で貼る(DIY)のとプロに頼むのは何が違いますか?

ホームセンターでシートを買って貼ることも可能ですが、気泡やゴミが入らずにきれいに貼るのは至難の業です。また、窓ガラスの端まで隙間なく貼らないと十分な強度が発揮されません。さらに、「熱割れ」といって、ガラスの種類とフィルムの相性が悪いと、フィルムの熱吸収によってガラス自体が割れてしまう現象が起きることがあります。プロは熱割れ計算を行った上で施工するため、安全かつ確実です。

Q3. 賃貸住宅ですが施工できますか?

はい、施工可能です。ただし、退去時には「原状回復(剥がして元の状態に戻す)」が必要になることが一般的です。フィルムは専用の道具を使えばきれいに剥がすことができます。事前に管理会社や大家さんに「防災のためにフィルムを貼りたい」と相談することをお勧めします。

Q4. 網入りガラスにも貼れますか?

基本的には可能ですが、網入りガラスは普通のガラスよりも「熱割れ」しやすい特性があります。遮熱フィルムなどを貼ると熱割れのリスクが高まるため、必ず専門業者による熱割れ計算(診断)を受ける必要があります。

Q5. 施工後すぐに効果が出ますか?白っぽく見えるのですが……

施工直後はフィルムとガラスの間にわずかな水分が残っているため、白っぽく見えたり小さな気泡が残っていることがあります。これは「初期乾燥」と呼ばれる正常な現象で、通常1〜4週間(季節や環境によって異なります)で水分が蒸発して透明になります。施工直後に「失敗した」と判断せず、1ヶ月程度様子を見てください。乾燥後も気泡が残る場合は、施工業者にご連絡ください。

Q6. ペット(犬・猫)がフィルムを引っかいたり噛んだりしませんか?

フィルムの表面は傷防止のハードコート加工が施されており、ペットの爪による引っかきに対してある程度の耐性があります。ただし、ペットが継続的に強く引っかいたり噛んだりすれば傷がつく可能性はあります。もしペットが窓に飛びついたり噛む習慣がある場合は、施工業者にご相談いただき、より耐久性の高いフィルムを選択することもご検討ください。

おわりに:株式会社豊絆からのメッセージ

私たち株式会社豊絆は、地域の皆様の「安全で安心な暮らし」を全力でサポートすることを使命としています。

飛散防止フィルムは、普段の生活ではその存在を感じさせない、一見地味な存在かもしれません。しかし、地震や台風、予期せぬ事故が起きたその瞬間、確かな「盾」となって、あなたと大切なご家族、ペットの命を守ってくれます。

「まだ大丈夫だろう」「うちは関係ない」と思っていた方が、ある日突然の災害で後悔する姿を、私たちはもう見たくありません。窓ガラス1枚の対策が、生死を分けることもあるのです。

飛散防止フィルムは、施工して初めてその価値が発揮されます。そして適切な時期に貼り替えることで、その安心を持続させることができます。大切な家族を守るための第一歩を、今日踏み出しませんか?

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これらの情報を参考にしました。
[1] 株式会社 豊絆 – 飛散防止(安全対策) | 実績紹介カテゴリー (https://film-key.com/contentcategory/shatter)
[2] 株式会社 豊絆 – 遮熱フィルム(暑さ・寒さ対策) | 実績紹介カテゴリー (https://film-key.com/contentcategory/thermal)
[3] Facebook · 株式会社 豊絆 – 株式会社 豊絆 (https://www.facebook.com/p/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E8%B1%8A%E7%B5%86-100063563321378/?locale=ja_JP)
[4] エキテン – 株式会社豊絆(LIFE KEY SUPPORT) (https://www.ekiten.jp/shop_56154837/review/)
[5] 株式会社 豊絆 – 飛散防止フィルム (https://film-key.com/products/shatterproof)
[6] 株式会社 豊絆 – 断熱フィルム | 株式会社 豊絆(ライフ・キー・サポート) (https://film-key.com/products/insulation)
[7] Facebook · 株式会社 豊絆 – 株式会社 豊絆 (https://www.facebook.com/p/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E8%B1%8A%E7%B5%86-100063563321378/?locale=ja_JP)
[8] エキテン – 株式会社豊絆(LIFE KEY SUPPORT) (https://www.ekiten.jp/shop_56154837/review/)
[9] 株式会社 豊絆 – 株式会社 豊絆(ライフ・キー・サポート) (https://film-key.com/)
[10] 株式会社 豊絆 – 飛散防止(安全対策) | 実績紹介カテゴリー (https://film-key.com/contentcategory/shatter)
[11] houban.co.jp – 愛知でフィルム・クリーニング・イベントの事なら株式会社豊 … (https://houban.co.jp/)
[12] Facebook · 株式会社 豊絆 – 株式会社 豊絆 (https://www.facebook.com/p/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E8%B1%8A%E7%B5%86-100063563321378/?locale=ja_JP)

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